『「自然堂」? 龍馬が使ったペンネームの意味?』
龍馬は数多く書いた手紙の中で、一度、「自然堂」という号を
使っています。 これは恐らく自然体で生きようとしている人物
を意味することで使った名前だと思われますが、これは中国
古代の思想家「老子」の思想から拝借しているものと思われます。
幕末の最後の段階で、できる限り戦争を避けようとした龍馬。
意外と老子の教えである「できる限り戦いを避ける」という思想あたりから
影響を受けていたのかもしれません。(提供:T様)
『本名は「龍馬」ではない!?』
ー坂本龍馬の「龍馬」は実は幼名であり、本名ではありません。
実は成人後の本名は「直陰」(後で「直柔」)です。
ただし、昔の人は本名は「忌み名」と呼び、すごく大事なものでおいそれと
口に出すことを禁じていたため、一般には「龍馬」で通っていたそうです。(提供:T様)
『龍馬は007!?』
龍馬は脱藩後かなりの間、基本的にはお尋ね者扱いでした。
特に、京・長崎などは徳川幕府の目が常に光っていて、薩摩や長州の
ための諜報活動・情報収集の役目も担っていた龍馬は様々な変名
を使用していました。
例としては「才谷梅太郎」「西郷伊兵衛」といった土佐の自分の実家や
盟友の西郷隆盛の名前をもじったものを変名として使っていたようです。
護身用のピストルを忍ばせ、変名を使い、薩摩藩士や長州藩士と言いながら
日本全国神出鬼没の龍馬は今だと映画の007ぽい存在だったのかも。
尚、一緒に活躍した中岡慎太郎も龍馬同様、多くの変名を使い分けて
いたそうです。(提供:T様)
『龍馬の左手のお話』
坂本龍馬が写真に写る時、左手を着物の中に入れていることが多いですよね。
あれは、寺田屋事件で、相手に刀で斬りつけられた左手の親指を隠しているんですって。
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